2年次の科目(Electiveのみ)
様々なConcentrationから1つまたは2つを選択し、それぞれの選択科目を履修します。全般のページでも解説しましたが、Concentration以外の科目や他学部の講義も履修することができます。ここでは卒業生および在校生が取得したコースを中心にご紹介しますが、もちろんこれ以外の科目の取得も可能ですので、詳しくはコースリストを参考にしてください。
ここにあげた科目はあくまで一例です。これらの科目を自由に組み合わせることができるのがイリノイMBAの強みです。具体的な科目のイメージをつかむための参考にしていただければ、と思います。
ここにあげた科目はあくまで一例です。これらの科目を自由に組み合わせることができるのがイリノイMBAの強みです。具体的な科目のイメージをつかむための参考にしていただければ、と思います。
Finance Concentration
- Real Estate Finance
- Financial Statement Analysis
2010年は教授が、上記の若くて美人の先生から普通のおじさまに替わりました。Class of 2010の方のコメントにある最新の会計トピックをケースで学ぶ授業は1年生の必修のAccountingで学んでいることも考慮されたのか、今年は以下の2つのテーマを学習しました。1つ目は米国会計において財務諸表を株主の目から分析するために必要な項目の理解と財務諸表の組み換えた上での財務分析であり、2つ目はValuationです。1つ目においては、ストックオプションや自社株買によって株主が潜在的に被っている、もしくは被る可能性のある金額を見積もって財務諸表に反映さたり、財務諸表を事業資産関連と金融資産関連に組み替えて資産状況、収益、キャッシュフローを分析します。Valuationについては、組み替えた財務諸表をベースに、Residual Earnings Model, Abnormal Earnings Growth Modelを主に使って株価を試算します。その上で、学期の最後はチームで特定の企業を選択して、上記の内容に従って財務分析、株価分析のプレゼンテーションを行うという授業でした。非常に勉強になる、良い内容なのですが、盛りだくさんな分、(教授が当該科目を教えることに慣れていないということもあるのでしょうが)やや駆け足気味でした。宿題含め、厳しすぎるという理由でついてこれない学生も多発しましたが、個人的には、より深く理解するためには、ワークロードはもっと重くするべきだと感じました。とはいえ、学生のレベルも一定しない中で、二兎を追うのは難しいものです。今年の内容であれば、授業は、財務分析とValuationの2つに分けてもっと深く各々に取り組む方がよいように感じました。(Prof Ibrahim/Class of 2011)
- Merger and Acquisition
- Cases in Financial Management
- Decision Support System
- Data science and analytics
- Investments
Utility theoryから始まり、Market efficiency, CAPM, diversification, anomalies, multifactor models, investment management, derivative等々とファイナンスの論点を網羅的にカバーしています。各項目において、基本的な理論のみならず数多くの論文を説明してくれるので、飽きることなく楽しめました。各週膨大なアサインメントをこなす必要があるのですが、それに見合うリターンは得ることができる授業だと思います。(Prof Pollet/Class of 2016)
- Advanced Corporate Finance
Operation Concentration
- Planning & Control Analysis
General Management Concentration
- Corporate Governance
- Ultimate Leadership
- International Human Resource Management (他学部)
- Bankruptcy (他学部)
- Independent Study & Research
Marketing Concentration
- Marketing to Organization
- New Product Development
- Promotional Strategy
(Prof White/ Class of 2010)
IT Concentration
- IT Governance
CobIT等のITガバナンスからクラウドコンピューティング、ビッグデータ、情報倫理等までITに係る分野を掘り下げて授業を進めていくのですが、何と言ってもこの授業の特徴は毎週ゲストスピーカーが来て、今現在のITビジネスの現状についてプレゼンしてくれることです。State form, KPMG, E&YなどのIT部門のマネジメント層の話は大変興味深く、ITガバナンスについての理解が進んだとともに、Shaw教授の人脈の広さには脱帽でした。(Prof Shaw/Class of 2016)
- IT Development
- IT Consulting