社費(金融機関勤務) / Class of 2010
性別/年齢
男/29(受験時)
入社
2002年
学歴
総合政策学部(学士)
職務概要
個人向融資担当 (1.5年)
トレジャリーミドルオフィス担当(2.5年)
デリバティブシステム開発プロジェクトマネージャー(2年)
Why MBA
グローバルトレジャリーミドル担当として海外のスタッフと一緒に働くうちに、自分の海外経験の薄さに感じ始めたのがMBAを志すようになった契機です。自分の知識の隙間を埋めようと米国公認会計士やCFAの試験勉強をしていたのですが、全世界の人間を相手に仕事ができるようになるためには、日本で勉強をするだけではダメだと考えました。
Why Illinois
(カリキュラム)
米国公認会計士の出願時、他州であればFACSが学歴審査なのに、イリノイ州だけはイリノイ大学が審査機関になるなど、
会計業界でのイリノイ州のプレゼンスは非常に高く、Accountingでトップの授業が受けられる点に引かれました。
他にも、Finance,ITにも長けているため、かなり自分の欲しい分野の知識が取れると考えました。
特に、ITに関しては、こちらに来てからコンピュータサイエンスの教授や学生との交流が持てたメリットは非常に大きく、
帰国後も十分に生かせると考えております。
(スクール)
他の理由としては、小さいスクールで、日本人が少ない事です。特に、私の学年は日本人が一人しかおらず、最初はかなり
キツかったのですが、結果的には英語力の向上に非常に役に立ったと考えています。インターナショナルな比率が高いので、
自分だけが孤立するというのが少なかったのも利点でした。
(日本人)
インタビューに来た際、お会いした日本人在校生の方々の対応が素晴らしく良く、またアルムナイイベント等でも総じて
親身に接して頂いたことから、この校風に惹かれました。
受験スケジュール
7月に受かると思っていなかった社内選抜に合格したのですが、その時は既にプロジェクトを山ほど抱えており、実際に
本腰を入れて勉強できたのは9月からです。
2007年
7月 社内でMBA候補生に選抜
8月 TOEFL勉強開始(9月から3月まで10回以上受験)
12月に出た98点(R26, L28, W24, S20)で出願。
9月 GMAT勉強開始(11月以降に4回受験)
12月に出た640点(Verbal28 Math49 AWA4.5)で出願。
12月 Essay準備開始
2008年
1月 出願
3月 Interview (On campus)
3月 合格
TOEFL/GMAT勉強法
とにかくスコアメイクに苦労しました。ベッドでまともに寝ると寝すぎてしまうので、椅子で仮眠(3時間)を取りながら、残りの時間は全て
勉強に費やすというスタイルにしました。MBAの501タームでも、ここで習得した特技を生かせました。
(TOEFL)
1.学校
東京・渋谷のアゴスジャパンのコースに通学しました。
2.取り組み
アゴスのコースでは、Writingは効果があったのですが、どうしてもSpeakingとListeningのスコアがあがりませんでした。
Listeningについては、CNNのオンラインラジオを一日中聴く(寝ている間も)、Officialの問題集のリスニング問題を、1.5倍速
で聞く等を重ねることで、28点まで伸ばすことができました。
(GMAT)
1.学校
東京・渋谷のアゴスジャパン及び上野のYESのコースに通学しました。
2.取り組み
東京・渋谷のアゴスジャパンのコースでVerbalとAWAを受講し、上野にあるYESでVerbalの中のSCを教えてもらいました。
Mathについては、マスアカデミーの本をどうしても入手したかったのですが、1月まで入手できず。
Vervalは、YESの吉井先生が居なければ、点数が取れなかったと思います。9月に駆け込んで、12月の試験でいきなり60点も
アップしたのは、確実に吉井先生のお陰です。
エッセイ
1.学校
某校のエッセイカウンセリングがヒドイと聞いたので、New standardでカウンセリング・添削してもらいました。
2.取り組み
自分の場合、スコアメイクが必須だったので、エッセイに取り掛かれたのは、12月の中旬を過ぎてからでした。
カウンセラーが正月遊びに行ってしまった(!)のですが、その時対応してくれた別のカウンセラーの対応が良く、
イリノイのMBAのエッセイで相当なダメ出しを食らいました。スカイプで正月早々延々電話の相談を乗ってくれたのは
いい思い出です。
インタビュー
1.学校
アゴスのカウンセリングが大量に余ってしまったので、すべてインタビューに回しました。
2.取り組み
アゴスで想定質問集をもらい、回答を用意して模擬インタビューをカウンセラーと行いました。
3.当日
当校のインタビューの特徴は、インタビュー前にエッセイを読み込んで来ることです。質問に対して、エッセイで書いた
ような回答を返すと、他には無いのか?と突っ込まれるので、事前の準備が必要です。
受験生へ一言
当日、合格が出るまではとにかくキツい日々が続くと思います。ですが、TOEFL,GMATで勉強した内容は、その後のMBAにおいても
かなり使えるものばかりです。素敵なキャンパスライフを送ることを夢見て頑張ってください。