海外研修プログラム
★2012年から海外研修プログラムが全面的に改定され、従来実施されていた海外大学への短期留学および交換留学はなくなり、代わってGCP(Global Consulting Project)というプログラムが始まりました。
<Global Consulting Project>
(概要) 海外の企業あるいは官公庁に対するコンサルティング活動 (約7日間の現地訪問を含む)
(期間) 約1セメスター(現地訪問は長期休暇中に実施)
(費用) $500(渡航費および滞在費含む)
(直近日程) 南アフリカ(2015年8月~2016年1月、現地訪問2016年冬休み期間1月上~中旬)
ブラジル(2016年1月~4月、現地訪問2016年春休み期間3/19~3/25)
MBA生は全員1年次の10月頃に参加有無(ほぼ全員参加する)および希望地域、時期を提出。左記希望とクライアントの数、依頼内容に基づいて、各学生が時期、地域毎に振り分けられます。そこから更に5~6人で1つのプロジェクトチームが結成され、GCP中はこのプロジェクトチーム毎に活動することとなります。
具体的には情報収集、顧客とのミーティング(週1~2回)にはじまり、現状分析、課題抽出、そして最終的にはソリューションの提案(プレゼン)までチームとして学生自ら主体的にプロジェクトを動かしていきます。現地訪問もその一環として実施され、製造工場等関連先の視察、マネジメントとの意見交換等を中心に活動していくことになります。現在GCPに従事しているクラスメイトいわく、宿題や就職活動よりもGCPが一番忙しいとのことです。
<Subsistence Marketplaces Initiative>
このコースは、MBAに加え、工学・産業デザインをはじめとする他分野(心理学、社会学、人類学等)を専攻する大学院生等を対象とし、新興成長市場(インド等)における持続可能なプロダクト開発及び事業提案に向けてプロジェクトを進めていくものです。期間は1年間(2学期間)にわたり、途中の冬休み(12月から1月)を利用し、2週間ほど実際に実地に赴いてマーケットリサーチ等を行います。
このコースでは、新興成長市場においてビジネスを進めていく上で必要な以下のようなスキルを身につけます。
本コースは、Inc. Magazine 社によりTop Entrepreneurship Courseとして表彰(2011年)もされた人気の高いコースです。上述のGCPの代わりにこちらのコースを選択したり、あるいは両方に参加することも可能です(GCPまたは本コースのいずれかのみMBAオフィスからの資金補助が受けられます)。応募者の中から教授がインタビューを行って選抜が行われ、最終的に30名のクラスサイズ(うちMBA生は15名程度)になります。
本コースについては、 http://www.business.illinois.edu/subsistence/teaching/spmdsm.html をご覧ください。
(参考:2011年度までの内容)
毎年学生にアンケート調査を実施し、結果を考慮しつつ時期や行き先などを決定します。2010年は冬休みの1月にドイツ及びメキシコで開催されたのを皮切りに、春休みの3月には同じくブラジルと北京で短期(10日程度)のプログラムが実施されました。
更に、夏休みの7月には1カ月のプログラムとして、(1)ブラジル(サンパウロ大)、(2)中国(清華大学)、(3)英国を中心とした欧州の大学院訪問ツアーの3プログラムが開催されました。なお、今秋以降の派遣予定は以下の通りです。
秋(4カ月間の交換留学):シンガポール、フランス、オランダ、ドイツ、ベルギー、イタリア
冬(1週間から2週間の短期留学):ドイツ、メキシコ、インド
春(1週間から2週間の短期留学):ブラジル、中国
イリノイは元々留学生比率の高い大学ですが、近年は、交換留学の充実も進めており、インターナショナルビジネスに関する一定単位を揃えると、大学の機関であるCIBER(Center for International Business Education and Research)が、国際ビジネスを学んだ学生として、MBAの専攻とは別にCertificateしてくれるという制度もあります。
既に実施された2010年1月の交換留学の概要は以下の通りです。おおむね1年生・2年生から30名ずつ参加しています。
(メキシコ概要)
・ 授業(メキシコは成長国、観光業盛んと言うこともあり、アントレプレナー系の授業や旅行業の話が比較的多い)
・ ゲストスピーカーの講義
・ 派遣先であるIPADEの生徒とのチームプロジェクト。最終日にプレゼンテーション。
・ 企業訪問
・ その他、パーティー、観光(メキシコプロレス、ワインテイスティング)等
(ドイツ概要)
・ 授業(コーポレートファイナンス・ドイツ東西経済の比較・アメリカードイツ文化比較)
・ 企業訪問(ダイムラーの中国戦略)/ドイツリコー/国会議事堂)
<Global Consulting Project>
(概要) 海外の企業あるいは官公庁に対するコンサルティング活動 (約7日間の現地訪問を含む)
(期間) 約1セメスター(現地訪問は長期休暇中に実施)
(費用) $500(渡航費および滞在費含む)
(直近日程) 南アフリカ(2015年8月~2016年1月、現地訪問2016年冬休み期間1月上~中旬)
ブラジル(2016年1月~4月、現地訪問2016年春休み期間3/19~3/25)
MBA生は全員1年次の10月頃に参加有無(ほぼ全員参加する)および希望地域、時期を提出。左記希望とクライアントの数、依頼内容に基づいて、各学生が時期、地域毎に振り分けられます。そこから更に5~6人で1つのプロジェクトチームが結成され、GCP中はこのプロジェクトチーム毎に活動することとなります。
具体的には情報収集、顧客とのミーティング(週1~2回)にはじまり、現状分析、課題抽出、そして最終的にはソリューションの提案(プレゼン)までチームとして学生自ら主体的にプロジェクトを動かしていきます。現地訪問もその一環として実施され、製造工場等関連先の視察、マネジメントとの意見交換等を中心に活動していくことになります。現在GCPに従事しているクラスメイトいわく、宿題や就職活動よりもGCPが一番忙しいとのことです。
<Subsistence Marketplaces Initiative>
このコースは、MBAに加え、工学・産業デザインをはじめとする他分野(心理学、社会学、人類学等)を専攻する大学院生等を対象とし、新興成長市場(インド等)における持続可能なプロダクト開発及び事業提案に向けてプロジェクトを進めていくものです。期間は1年間(2学期間)にわたり、途中の冬休み(12月から1月)を利用し、2週間ほど実際に実地に赴いてマーケットリサーチ等を行います。
このコースでは、新興成長市場においてビジネスを進めていく上で必要な以下のようなスキルを身につけます。
- 持続可能なプロダクトデザイン及び企業デザイン
- プロダクトデザイン及びプロトタイプ開発
- マーケティング
- プロジェクトマネジメント
- 事業計画書の作成
本コースは、Inc. Magazine 社によりTop Entrepreneurship Courseとして表彰(2011年)もされた人気の高いコースです。上述のGCPの代わりにこちらのコースを選択したり、あるいは両方に参加することも可能です(GCPまたは本コースのいずれかのみMBAオフィスからの資金補助が受けられます)。応募者の中から教授がインタビューを行って選抜が行われ、最終的に30名のクラスサイズ(うちMBA生は15名程度)になります。
本コースについては、 http://www.business.illinois.edu/subsistence/teaching/spmdsm.html をご覧ください。
(参考:2011年度までの内容)
毎年学生にアンケート調査を実施し、結果を考慮しつつ時期や行き先などを決定します。2010年は冬休みの1月にドイツ及びメキシコで開催されたのを皮切りに、春休みの3月には同じくブラジルと北京で短期(10日程度)のプログラムが実施されました。
更に、夏休みの7月には1カ月のプログラムとして、(1)ブラジル(サンパウロ大)、(2)中国(清華大学)、(3)英国を中心とした欧州の大学院訪問ツアーの3プログラムが開催されました。なお、今秋以降の派遣予定は以下の通りです。
秋(4カ月間の交換留学):シンガポール、フランス、オランダ、ドイツ、ベルギー、イタリア
冬(1週間から2週間の短期留学):ドイツ、メキシコ、インド
春(1週間から2週間の短期留学):ブラジル、中国
イリノイは元々留学生比率の高い大学ですが、近年は、交換留学の充実も進めており、インターナショナルビジネスに関する一定単位を揃えると、大学の機関であるCIBER(Center for International Business Education and Research)が、国際ビジネスを学んだ学生として、MBAの専攻とは別にCertificateしてくれるという制度もあります。
既に実施された2010年1月の交換留学の概要は以下の通りです。おおむね1年生・2年生から30名ずつ参加しています。
(メキシコ概要)
・ 授業(メキシコは成長国、観光業盛んと言うこともあり、アントレプレナー系の授業や旅行業の話が比較的多い)
・ ゲストスピーカーの講義
・ 派遣先であるIPADEの生徒とのチームプロジェクト。最終日にプレゼンテーション。
・ 企業訪問
・ その他、パーティー、観光(メキシコプロレス、ワインテイスティング)等
(ドイツ概要)
・ 授業(コーポレートファイナンス・ドイツ東西経済の比較・アメリカードイツ文化比較)
・ 企業訪問(ダイムラーの中国戦略)/ドイツリコー/国会議事堂)
参加者コメント(class of 2010, 2010年1月ドイツ研修に参加)
一週間ということもあり、行く価値はあるんだろうかと悩んでいましたが、行ってみれば中々得難い経験の数々。元々ドイツ語を第二外国語でやっていたこと もあり、ドイツという国に対する理解は結構あると思っていたのですが、ドイツから見たアメリカのイメージ(大雑把、フレンドリーetc)と、アメリカから 見たドイツ(工業生産国、人が堅い、冷たいetc..)の間でどう打ち解けて行くかを授業として学ぶ(文化比較)の機会などそれほどありません。英語とドイツ語、かなり似ていると思うのですが、今回の留学組では誰もドイツ語を話せない。カタコトでも話せるのは自分だけというあたり、なんとなく文化的な距離 を感じます。その他の授業についても、英語が聞きづらいのはありますが、コーポレートファイナンス(労組との関係)やドイツ経済の話などは、今後のビジネスでも役に立つ内容でしたし、短い中でも良く練られたカリキュラムだったという印象を受けました。